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センタリングゲージスウィングタイプの特徴
- ポイントファインダーシリーズを超える、超高精度三次元測定器。
基準位置測定、内径・外径、心出し、角度、溝幅、高さ等の測定がこれ1台でできます。
- 超高感度CT基板内蔵で、チャタリング現象を起こしません。
※チャタリング現象・・・スタイラスがワークに触れたとき、電気抵抗により電圧・電流量が激しく
変化し、見かけ上はランプ(LED)がついたり消えたりする現象のこと。
- スタイラスと測定物との触圧を極力小さくすることで、肉薄ワークの正確な測定が可能になりました。
- 「おむすび型」の誤差がありません。 → この誤差についての詳細は【よくある質問】へ
- 鉄、非鉄金属のワークに使用でき、多少の油膜にも影響を受けません。
非金属の測定にはポイントファインダー i をご使用ください。 →【ポイントファインダーシリーズ】
- スタイラスがX、Y、Z方向にスウィングし、安全です。XY軸方向へのストロークは±50mm!
- 全機種ブザー付き LEDが発光すると同時に電子音を発します。
- 全機種非磁性スタイラス付なので、磁力の影響を受けません。 → 【非磁性スタイラス】の詳細へ
- 特別仕様でコネクタ付仕様(CT基板なし)にすると、トリガー信号を外部に取り出すことができます
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センタリングゲージスウィングタイプとポイントファインダーの比較
センタリングゲージスウィングタイプは、ポイントファインダー(外部接点方式)をさらに高精度にした三次元測定器です。
非金属の測定にはポイントファインダー i をご使用下さい。→【ポイントファインダーシリーズ】
センタリングゲージスウィングタイプ |
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ポイントファインダー (外部接点方式) |
金属・非鉄金属 |
測定可能材質 |
金属・非鉄金属 |
XY軸 |
±50mm |
スタイラスの
ストローク |
XY軸 |
±11.5mm |
Z軸 |
+10mm |
Z軸 |
+5mm |
±0.25μm |
繰り返し精度(*1) |
±0.5μm(80mm長ST装着時でも±1μm) |
XY軸 |
0.0001N |
測定圧 |
XY軸 |
0.001N |
Z軸 |
0.0001N |
Z軸 |
0.001N |
φ1、φ2、φ3、φ4、φ6 |
スタイラス径 |
φ0.7、φ1、φ2、φ3、φ4、φ6 |
ST-6×100N(*2) |
標準スタイラス |
ST-4×40NM(*2) |
*1:繰り返し精度は標準スタイラス(ST-6×100N)を取り付けた場合の数値です。
*2:スタイラスは変更することも可能です。詳しくは【非磁性スタイラス】のページをご覧下さい。
センタリングゲージスウィングタイプを使ってできること(測定方法)
金型加工の際に重要な基準位置測定、内外径、心出し、角度、溝幅、高さ等あらゆる測定がこれ1台で可能です。
アングルゲージ(角度測定器)、デジタル角度計などでは難しかった狭い部分の角度測定も、センタリングゲージスウィングタイプがあればマシニングセンタ上で測定可能です。
*tan-1はアンダータンジェントと呼びます。
関数電卓が手元にない場合、スマホの三角関数の計算アプリか三角電卓などパソコンの三角関数の計算ソフトを使っても簡単に出来ます。
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センタリングゲージスウィングタイプなら
深い溝や穴の測定を正確に行うことができます。